理想的な会社の辞め方の全知識|最高の条件で円満に辞めるための全手順

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「人間関係が・・・」、「会社の雰囲気、環境が苦手・・・」などの理由から退職する決意が固まり、
「会社の辞め方」をどうしたらいいのか困っている方は多いのではないでしょうか。

「いつ、言えばいいのか?」、「誰に?」「どうやって?」など悩みは尽きないかと思います。
立つ鳥跡を濁さずではないですが、同じ辞めるのであればキレイに辞めたいですよね。

ここでは、過去に会社を辞めた経験のある私が自身の経験を基に
「理想的な会社の辞め方」を中心に退職にまつわる内容を詳しく解説していきます。

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1.理想的な会社の辞め方

大前提、労働者は労働基準法という法律に守られているため、
辞めようと思えば基本的にいつでも辞めることができます。

しかし、同じ辞めるのであれば、円満に辞めたいはずです。
この記事を見ていただいている多くの方はそう思っているでしょう。

円満に会社を辞めることで、

・辞めたあとも良好な人間関係を築いていくことができる

・次のステージに気持ちよく臨むことができる

・会社や会社の人達に感謝されながら快く送りだしてくれる

など、挙げよう思えばキリがありません。
円満に辞めることは非常に大切なのです。

そのため、円満に辞めるための理想的な辞め方について詳しく解説していきます。

理想的に辞めるための6ステップ!

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ステップ1 <いつまでに辞意を伝えればいいのか>

法律的に言うと、2週間前までに退職を申し出れば会社を辞められると定められています。
しかし、これは現実的ではありません。
業務の引継ぎなどのことを考えると、
遅くても1ヵ月~2ヵ月前には直属の上司に伝えるようにしましょう。

ある程度退職の時期を決められるのであれば、会社の繁忙期は避けて方が無難です。
上司に伝えても取り合ってもらえない可能性があるからです。
退職者の増えるシーズンである年末の12月と年度末の3月であれば、
引継ぎの作業をスムーズに行いやすくなるためその時期に合わせるのもいいかもしれません。

円満に退職することを考えると、辞める時期はある程度会社に合わせるのがいいでしょう。
そこから逆算し、だいたい2ヵ月前と覚えておいてください。

ステップ2<どのように切り出せばいいのか>

先ほどもお伝えしたように切り出す相手は直属の上司です。
人事部でもなく、仲の良い同僚、先輩でもありません。
切り出す相手を間違えると会社を辞めるまで、肩身の狭い思いをしてしまう可能性があります。

切り出すタイミングは、上司の仕事がひと段落している時、
もしくはお昼休みなど上司に心の余裕がある時にしましょう。
「少しお話したいことがあるのですが・・・」と声のトーンを下げ、
深刻そうな表情で切り出すのがポイントです。

一番大切なのは、「相談ベース」で伝えることです。
いきなり、退職しますと伝えるのは基本的にNGです。
圧倒的に理解が得られにくくなるからです。

「相談ベース」で持って行くことで、上司への信頼をアピールできるでしょう。
また、謙虚な姿勢で臨むことで上司に話を聞いてもらいやすくなるはずです。

ちなみに、「相談ベース」というのは退職するかどうかの相談ではありません。
退職するのにふさわしい退職時期や引継ぎについての相談です。
以下のような感じで切り出してみてください。

<辞める意思を伝える際のコツ>

「少しお話したいことがあるのですが・・・」と声のトーンを下げ、
深刻そうな表情で切り出しましょう。

「○○部長には大変お世話になり、非常に申し上げにくいのですが退職の意思が固まったため、
それのご報告及び退職時期と引継ぎに関するご相談をさせていただきたいのですが・・・」
と申し訳なさそうに言うのがポイントです。

正式な手続きですので、間違ってもお酒の場で伝えないようにしましょう。

ステップ3<退職理由は個人的な理由で>

上司に退職の意を伝えた場合、
ほぼ間違いなく「なぜ、辞めるのか」、「辞めてどうするのか」を聞かれます。
聞かれた時に本音を伝える必要はありません。
「嘘も方便」です。

退職を決意するに至った理由が、会社に対する不満であった場合はなおさらです。
部署の異動など、配置換えの提案をされ、引き止められやすくなってしまいます。
意思の弱い方、もしくは上司の口が上手い場合は特に注意しましょう。

会社によっては、
部下が辞めることで上司の評価を下げるという評価基準が設けられているケースがあります。

考えたくはないですが、
自分の評価を守るため何としても引き止めてくる上司がいる可能性もあります。
引き止められにくいのは個人的な理由です。

【個人的退職理由】

・将来の目標ができた
やりたいことが見つかり、今の会社ではそれが実現できない旨を伝えれば引き止められにくくなります。

・家族の事を言う
「子供との時間を多く作りたい」
「両親など親族が体調を崩し世話をするために時間が必要になった」
などプライベートな側面が強い場合は話に踏み込みづらく、引き止められにくくなります。

ステップ4<退職願・退職届を提出する>

直属の上司に退職の意志を伝え、承諾を得られた場合は「退職願・退職届」を作成します。
ちなみに、退職願と退職届には大きな違いがあります。

※退職願と退職届の違い

退職届は提出すると撤回することができず、会社を完全に辞める時に出す書類です。
反対に退職願は「会社を辞めようと思っています」
という意思を伝えるもので万が一気持ちが変わった場合に撤回することができます。

退職願を提出するのが一般的とされています。
会社に規定のフォーマットがある場合はそれに従って記入しましょう。
特に決まった規定がない場合は、手書き、パソコンでの作成どちらでも構いません。
退職願も退職届も記入する内容はほとんど同じです。

以下に退職願と退職届の例を載せておきます。

退職「例」

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退職「例」

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※注意点

・退職願の場合は、「退職致したくここにお願い申し上げます。」
・退職届の場合は、「退職致します。」と言い切りましょう
・代表者名は自分の名前よりも上になるように調整します。
・用紙サイズはA4またはB5
・用紙の形式は白色
手書きの場合は白色の便せんで、罫線の有無はどちらでも構いません。
・封筒は白色で郵便番号の欄が無いものにしましょう。
用紙がA4の場合は長形3号
用紙がB5の場合は長形4号の封筒に文面が内側になるように三折りに入れます。

ステップ5<引継ぎはしっかりと>

会社を辞めるからと言って、
引継ぎをおざなりにすると残された社員に大きな負担を背負わせてしまうことになります。

退職の理由がどんな理由でも引継ぎだけはしっかりと行うようにしましょう。
退職日が決まったなら、そこから逆算し引継ぎのスケジュールを立てましょう。
業務を引き継いでもらう相手に口頭で伝えるのではなく、
あらかじめ自分で資料を作成しておくのがベストです。

しっかりと引継ぎを行えるかどうかはあなたの腕の見せ所です。
業務についての理解が深ければ深いほど正確で迷惑を掛けない引継ぎが行えるでしょう。
自分の集大成だと思って取り組むのがいいかもしれません。

ステップ6<挨拶まわりは社会人の基本>

業務の中で取引先などを抱えている場合は可能な限り後任者と一緒に挨拶に出向きましょう。
スケジュールの調整が上手く取れない場合でも先方には必ず電話で連絡を入れるなど、
取引先と後任者がスムーズに付き合いをスタートできるようにする必要があります。

社内の方への挨拶も当然お忘れなく。
最後の出社日までには、お世話になった方だけでなく、
あまり関わることの無かった方にも「お世話になりました」としっかり伝えるようにしましょう。

人の繋がりはかけがえのないものです。
退職して会社の所属でなくなったとしても人としての関係は続いていきます。
いつか何かのタイミングで関わる可能性は多いに考えられるでしょう。
その時に良い辞め方をしているのとそうでないのとでは圧倒的な差が生じます。

円満に会社を辞めることは社会人にとって大切なことだと肝に命じておくようにしましょう。
以上が円満に辞めるための「理想的な会社の辞め方」になります。

【ちなみに・・・】

退職することが決まり、退職日が近づいてくるといろいろな書類にサインを求められます。
その書類の中には、「誓約書」のようなものも含まれているでしょう。

例えば、
「業務中に知りえた個人情報などは辞めたあとも漏らしてはいけません」などです。

場合によっては、
「競合他社に転職してはいけない」という文言が書かれている場合もあるでしょう。

書いてある内容を見てサインするのが怖くなる場合もあるかもしれません。
個人情報の漏洩など法律に違反する内容は当然NGですが、
特殊な技術者などを除いては基本的に転職することで罰則を受けることはありません。

サインしないと少し角が立ってしまう可能性が考えられます。
サインをすることによってあなたに害が及ぶようなことは基本的にはありません。
そのため、そういった状況になった場合でも安心してサインしていただければ大丈夫です。

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2.会社を辞めるベストなタイミング

退職日が具体的に決まっている方は仕方ありませんが、
そうでない方向けに会社を辞めるベストなタイミングについてお伝えさせていただきます。

パターン1<転職先の入社日に合わせる>

入社日が決まっている場合は、入社日の前日が退職日となるのが理想です。
ブランク期間を使ってやりたいことがある場合などは別ですが、
退職から転職先の入社日までブランクがあるのはあまり好ましくありません。

・健康保険などの手続きを自分でしないといけない(結構面倒です)

・給料が無い期間が発生する

・ブランク期間が長いと経歴に傷をつけることになる
主な理由としては、上記の3点が挙げられます。
入社日の前日に退職できるよう、逆算して調整するようにしましょう。

パターン2<ボーナスに合わせる>

ボーナスの支給がある会社に勤めている場合、
ボーナスの支給に合わせて退職日を調整しましょう。

会社の就業規則などを確認すれば、
「賞与については、前年の業績を反映させたものを、○月○日時点で在籍の社員に支給する。」

というように規定されているはずです。
ボーナスを貰えるのと貰えないのとでは当然大きな差が生まれます。
可能であれば、ボーナスを貰ってから退職を切り出すか、
ボーナスの支給が確定してから退職を切り出すのかのどちらかにしましょう。

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3.「有給」について

退職される方の多くは恐らく有給を残しているのではないでしょうか。
普段は有給がなかなか取れないグレーな会社でも最後はしっかり有給を消化しましょう。
「有給」を消化するための手順についてご説明していきます。

ステップ1<有給日数を把握する>

一般的には有給の残日数は給与明細に記載されています。
規模の小さい会社の場合は記載されていないケースもありますので、
そういった場合は担当の部署に確認しましょう。
(総務部や管理部などが把握していることが多いです)

「確認しづらい・・・」という場合は自分で確認する方法もあります。
有給について労働基準法で下記のように明確に定められています。

勤続年数 6カ月 1年半 2年半 3年半 4年半 5年半 6年半
有給日数 10日 11日 12日 14日 16日 18日 20日

入社後、6カ月が過ぎ出勤日の8割以上出勤していれば10日の有給が与えられます。
その後は、1年の経過ごとに表の通りに付与されます。
表を参考に取得済みの日数を引けば有給の残日数を把握することができます。

ステップ2<有給を申請する>

退職する前に有給を全部使い切ることは何の問題もありません。
有給は労働者に与えられている権利です。

有給を取りにくいという方も多いとは思いますが、権利ですので気にせず申請しましょう。
ただし、後に禍根を残さないよう注意が必要です。
引継ぎがしっかりと行えるスケジュールを組み、周りの方に迷惑を掛けない範囲で取得しましょう。
逆に言えば、スケジュールがしっかりと組めていれば全部消化してOKです。

権利は権利なのですが、会社には有給の時季を変更できる「時季変更権」があります。
周りの方に迷惑を掛けない範囲で取得するためにも、
上司と「いつ有給を取得するのか」しっかりと相談した上で申請するようにしましょう。

申請する際に申請理由が必要な場合は、
「退職時の有給消化のため」でOKです。

※有給の消化が一切許可されない場合
しっかりと引継ぎが行えるスケジュールを組んでおり、自分に非がないことを確認した上で、
さらに上の上司や総務部もしくは管理部などに相談してみましょう。

それでも一切の有給消化が認められない場合、
あまりオススメしたくありませんが労働基準監督署に相談しましょう。
(気分よく退職しにくくなります。)

相談しても労働基準監督署が直接動いてくれることは少ないです。
しかし、強力な武器が手に入ります。
会社が違反している点などを教えてくれるため、
「労働基準監督署では~~と言っていました。」と交渉するための材料が手に入ります。

会社の制度が整備されていない場合、
後の人たちのことを考えて相談してみるのもいいかもしれません。

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4.退職理由から退職について考える

最後に退職された方の退職理由から「退職について」少し見ていきます。

エン・ジャパンが行った退職理由についてのアンケートを載せておきます。
出典元URL: http://corp.en-japan.com/newsrelease/2016/3191.html
回答者数1,515名

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多くの方はやはり、「人間関係」が理由で退職を決意するようです。
目次1で少しお伝えした内容ですが、
やはり会社に伝える退職理由は個人的な理由を伝えている方が多いようです。
少しでも円満に退職したいという気持ちの表れでしょう。

中には、「退職したい」と考えてはいてもどうするべきかで悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
退職するのは気が引けるという方も多いでしょう。

しかし、退職理由にあるように
「人間関係」、「社風や風土」など、
個人の力で変えることのできない理由の場合は会社を辞める選択をした方がいいです。

仕事が原因でストレスを多く感じている方も同じです。
辞めたいのに続けるというのは精神衛生上よくありません。
最悪のケースでうつ病になってしまう場合でも会社は守ってはくれないでしょう。

「健全に生きていくための手法」の一つが仕事です。
それなのに仕事が理由で体調を崩してしまっては元も子もありません。

会社を辞めるということは決して「甘え」や「逃げ」ではありません。
退職するということに後ろめたさを感じる必要はありません。

仮にどんな退職理由であったとしても前向きな気持ちを持つことが大切です。
新しい環境で仕事ができる、新しいことを学べる、新しい人間関係がつくれる
会社を辞めることで新たな可能性が生まれます。

ただし、あてもなく辞めるのはあまり好ましくありません。
転職先を決めていない、あるいは目処が立たないうちに辞めてしまうのは避けましょう。

今の状況ではブランク期間がある転職者を避ける企業が結構多いです。
理由なく働かないことに慣れてしまうと、
いざ復帰しようと思った時になかなか行動に移せなくなってしまいます。

そのため、先の展望がイメージできてはじめて会社を辞める選択をするのが賢明です。

まだ、転職先が決まっていないという方は、
一度転職エージェントを頼ってみるのがいいかもしれません。
転職のプロがあなたの話を聞いた上ですぐに転職できるのか、
今のスキル・経験だとどんな会社に転職できるのか、など様々なアドバイスをくれます。

興味のある方は持っていただいた方は転職エージェント大手の

・DODA

・リクルートエージェント

・マイナビエージェント
を検索してみてください。

転職活動で役立つ情報やコラムなども載せてくれていますので参考になる点は多いはずです。
個人的には親身に相談に乗ってくれるという点でDODAがオススメです。

5.まとめ

ご覧いただいたように「会社の辞め方」自体は決して難しいものではありません。
「自分の意志を伝える」少しの勇気があれば大丈夫でしょう。

ただし、「極力円満に退職する」という意識は必ず持っておいてください。
退職は人生の大きなターニングポイントとなるはずです。
退職後のイメージをしっかりと描けた上で会社を辞めるという選択をするようにしましょう。

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